世界で活躍する留学経験者たち 岡田 純さん

世界で活躍する留学経験者たち

世界で活躍する留学経験者たち
岡田 純さん
植木生産・販売業経営
岡田さんは東京で植木の生産と販売を行う植木農家。日本の大学を卒業後、単身アメリカに留学。フロリダのコミュニティカレッジにて園芸学を専攻し、学位を取得しました。卒業後は、主に庭木の手入れや植栽工事を請け負ったり、住宅やマンションなどに植えられる木を苗木から生産、販売したり、農産物直売所(緑化センター等)で植木を販売しています。
学校はディズニーワールドがあるオーランド市の北、車で1時間ほどのところ。大都市ではないものの、生活するのに不自由なことはありませんでした。学校は広大で、移動は自転車を使っていました。留学期間は2年半、専攻は園芸学科(Horticulture)でした。
カレッジでは園芸や植物に関すること全般を学びました。植物に関する基礎、植物の名前、芝生や農薬に関する授業、庭のデザイン、植栽の授業など。留学中は植木を生産している会社に3か月インターンとして実習に行きました。
コミュニティカレッジの授業を受講するのに必要な英語力をつけるため、初めは留学生のための英語の授業履修からスタートしました。その後、専門課程に移るまで一般教養科目を履修。当たり前のことですが、すべてが英語。アメリカ人のために構成された教育課程にのっとり、彼らと同じように授業を受け、理解し、試験や課題をこなすのはとても大変なことでした。
専門家庭に移ってからは、いかに先生や同じクラスの生徒とコミュニケーションをとるかが本当に重要だと思います。自分から率先してコミュニケーションをとることによって先生と深い信頼関係を築くことができました。
留学は、自分の殻にとじこもらず、現地の生徒や留学生と積極的にコミュニケーションをとることで楽しくなると思います。滞在先の寮では他の生徒と部屋をシェアし、ルームメイトは現地の人ばかりでしたが、とても楽しい生活でした。