台湾留学体験談

台湾留学体験談

高校留学をしようと思った理由は、中学2年生の時に台湾に旅行に行き、彼らの文化にとても感動したからです。

留学に向けた準備として、中国語の勉強は単語力の会話力の強化を中心に塾で取り組みました。他、台湾の歴史や文化を勉強するために本で勉強しました。
留学してすぐの頃(9月)はちょうど雨季だったので毎日雨でした。台湾は冬も暖かく長袖一枚で過ごせます。私の滞在していた台南は台北に比べると田舎ですが、コンビニやスーパーなど徒歩で行ける範囲に沢山ありました。
ホストファミリーの家族構成は、ホストマザー、ホストファザー、ホストシスターが2人いましたが、ホストファザーはベトナムに赴任、上のホストシスターは留学中でした。下のホストシスターも仕事で台湾の別のところに独立していました。ホストマザーと2人の事が多かったので意思疎通が難しかったですが、留学中に中国語の検定試験に合格したのですが、その試験のために毎日中国語を教えてもらっていました。

中国語での生活は、約3ヶ月で生活に慣れ、半年を過ぎると問題がない程度になっていました。最初の頃は日常会話もやっとで授業はほとんどわからないレベルでした。帰国する前には、授業は大体理解する事ができ、日常生活で困る事はありませんでした。

台湾の食事は基本的に油物が多いので胃もたれすることも。家で食事を作る習慣があまりないので朝食も夕食も外で買って来たものを食べることが多かったです。
ホストスクールの授業は1日8時間授業7:30~17:30。国語、数学、理科、社会等、現地の学生と同じ時間割に沿って科目を履修しました。中でも歴史の授業では日本と台湾の関係を深く知る事ができました。7:30~8:15は自習の時間や小テストが実施されました。授業は8:40から始まります。午前中は4時間授業。昼食は給食で、給食を食べ終わるとすぐに昼寝の時間が40分ほどありました。その後午後の授業が4時間ありました。
友だちと休日に遊びにいったり、一緒に学校から帰ったりしていました。課題で台南の名所に行き、英語でその場所を紹介するビデオを撮るというものがあったのですが、とても暑い中一日中台南の寺を撮影した経験が一番思い出に残っています。

留学を通して学んだこと、それは日本にいる時は当たり前だと思っていた事が台湾では異なったり、今まで自分の中にあった概念というものが留学を通して変わりました。「〇〇ができないから~~をしない」という考えは、留学を通して「〇〇ができないから~~をやってみよう」という考え方にかわりました。また、語学を習得するには、文化を知ることを通じて、身についてくると感じました。興味の幅が広がり、いろいろな事を学んでみたいと思うようになりました。